働きマンは古いのか? ネオ働きマンを考えてみた。
- norikokagawa
- 4 日前
- 読了時間: 3分

お仕事のパフォーマンスを上げるための早起きや朝活を素晴らしいと思っているのですが、早起きしすぎて始業前に体力を使い切ってしまう日もあるメイクアップアーティストが徳島の喫茶店より15時をお知らせいたします。
ヨガも勉強も1時間が限界だと再確認しました。
さて、そんなやる気が空回るこの頃ですが、ここ1〜2年のPersonal Makeup Lesson の感じや、(私の知るかぎりの)世の中の様子が変わって来た気がします。
もしかしたら、私が変わったのかもしれませんが。
私が起業したのは10年前、32歳。
どんな時代だったかなと改めて振り返っていました。
InstagramよりもまだFacebookの方がメジャーでしたし、推し活というワードはおそらくまだありません。
DXというワードもインフルエンサーというワードも確かまだなかったような。
女性のキラキラ起業が流行り始めた頃だったようなそうでもないような。
“ママだって“ “女性だって“ のような歪んだワードが市民権を得ていたような。
そんなタイミングだったので、私の住む徳島という日本一じゃないかと思うほどにローカルで保守な街で
“離婚したばかりの何もない状態“ で、“ハコ“ を持たずに “フリーランス“ として “メイク講師“として起業した私は、
『新しい女性の働き方』
として、地元の新聞などからいいネタとして扱われました。
(言い方が悪かったです。私もそれを利用したのは事実です)
リベンジ感・今っぽさ・女性活躍界隈などの視点からネタにしやすかったのだと思います。
自分でも認知を得るために確かにそのメディアをうまく活用させていただきましたが、いつも盛大に違和感がありました。
なぜ、“女性“ が自由に働くだけでこんなにも注目されるのか。
私の周りの男性経営者の皆様はもっともっと独創的で、社会的意義があり、新しく、影響力もあるのに。
彼らは影を潜めて淡々と事業を拡大していっている中、亀のスピードの私は、やたらと賑やかでした。
ふ〜ん。
その影響や忖度もあり、
“キャリアを大切にしながら、美容も楽しむ女性たち“
をブランドターゲットとし、atelierRを育ててきました。
が、10年経った今、
『当たり前すぎる』
と思ってきたのでした。
キャリアも美容も諦めない女性が、当たり前すぎるのです。
Personal Makeup Lesson にきてくださる女性たちも、皆様あたり前に誇りを持って仕事をしていて、当たり前に美容に手間暇をかけておられます。
時代が変わったのか、私の活動する場所が変わったのか、私の年齢が変わったのか。
またはその全てが変わったのか。
答え合わせはできませんが、
『私。バリキャリです』
みたいなことって、もう個性じゃないなぁ、と。
となると、その人の個性はどこから生まれるのか。
美しく生き、キャリアに誇りを持ち、までは当たり前。
じゃぁその次は???
となると
『自分で決めた人生を楽しんでいるかどうか』
とか。
仕事ばかりでもいい、趣味があってもいい、家庭が第一でもいい、社会貢献でも推し活でもいい。
世の中のトレンドに流されず、どんな人生が楽しいかを自分で決めることができている人
とか。
いろんな素敵な個性がありそうですが、
『美容に手を抜かない働きマン』であることは、もう何の個性にもならないのだな。
と、『自称働きマン』なメイクアップアーティストである私は思ったのでありました。
人生の夏日の40代、私はネオ働きマンの定義を探しながら生きていこうと思うのでした。
あなたはどんな働きマンですか?
それでは今日も素敵な1日をお過ごしくださいませ◎
noriko
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